2020年9月4日21:42, ボードゲーム
ボードゲームで遊ぶときは必ず自分以外の誰かが居ますよね。ほとんどの場合、1人でボードゲームをすることはないと思います（もちろん1人で遊ぶボードゲームもありますが）。
ボードゲームで遊んでいて楽しいかどうかは、確かに遊ぶボードゲームにもよってきます。
以前このブログでも書いたように、私はテラフォーミングマーズやナショナルエコノミーなどが好きなので、それで遊べればもちろん楽しいです。
ただそれ以上に、誰とボードゲームをするかが、楽しいゲームになるかどうかにとって、とても重要だと思うのです。
今回はそんなお話です。
すぐ思いつくのは友達、家族、恋人などでしょうか。珍しいところでは上司や部下といった仕事関係、最近ではボードゲームカフェで全く知らない人と一緒に遊ぶこともあるでしょう。
では、この人達とボードゲームをすることになったとしたら、それが楽しいゲームになる場合と、そうはならない場合がありますよね。
それでは、それぞれの関係について見ていきましょう。
友達と一緒に遊ぶボードゲームは楽しいことが多いでしょう。お互いよく知り合っている仲です。多少のルールミスや手順の間違いなどは笑って流せます。
ゲーム中にも内輪の冗談や近況を話したりして、楽しい時間を過ごせるでしょう。私もそうです。
友達と同様に、楽しい時間が過ごせるでしょう。うちの家族で言えば、人生ゲームとかモノポリーとかみんながわかるようなボードゲームで遊んでいた記憶があります。
ただ、年齢の離れた兄弟姉妹がいると、ルールを守らなかったり、ゲームに負けて泣いてしまったりと大変なときもあるかもしれません。友達よりは、相手に気を使ってしまう場合が多いかもしれません。
こういった人達と一緒にボードゲームをする際は、中々大変かもしれません。
仕事関係の人であれば、プライベートな時間と言えど多少は気を使ってしまうでしょう。全く知らない人とボードゲームカフェで一緒に遊ぶとなると、私だったらものすごく気を使います。
気を使って緊張気味にやるボードゲームはあまり楽しくはないでしょう。
一緒に遊ぶ人がいくら仲の良い友達でも、態度が悪ければあまり楽しいゲームにはならないでしょう。
自分の手番以外のときにスマートフォンでチャットやソーシャルメディア、ゲームをしている人、他の人のプレイに対して過剰に口を出す人などです。
ボードゲームは向かい合って、対面でやるゲームです。テレビゲームのようにお互いが一斉に遊べるわけではなく、相手の手番を待つ場面が多々あります。その待っている時間もボードゲームの醍醐味の1つです。そういったときに、スマートフォンをいじってしまうのは良くないと私は思います。
また、相手のプレイは相手の考えから出てきたものです。そこに対して口出しをするべきではありません。良かれと思ったアドバイスも、過剰に言われると相手を不快にさせ逆効果でしかありません。どうしても言いたいときは控えめに言うべきでしょう。
ボードゲームをするには遊ぶ全員のコミュニケーションが必要です。
コミュニケーションの力は「コミュ力」ではありません。明るいとか暗いとかそういう性格の問題ではないのです。
コミュニケーションはただの技術です。自分が伝えたいことを相手に伝える、相手が伝えたいことを自分が理解する。これがコミュニケーションです。
ボードゲームはコミュニケーションをすればするほどに楽しく、面白くなります。ボードゲーム中はボードゲームのことしか話してはいけないといったルールはありません。知らない人と遊ぶのであれば、相手の名前や趣味、最近ハマっていることなどを聞いてみてはどうでしょうか。相手とコミュニケーションをすればするほどに、一緒にやるボードゲームも楽しくなっていくと思います。
知らない人と遊んで楽しいはずがありません。ですが、コミュニケーションをしっかりして、相手のことを知れば、もう知らない人ではありません。顔も名前も知っている、趣味も最近ハマっていることも知っている。それだけで楽しさが全然違うと思います。
どうしてボードゲームを遊ぶときは一緒に遊ぶ人が重要なのかについては、ボードゲームがコミュニケーションの塊だからです。
よくコミュニケーションをとっている友人や家族、恋人とするボードゲームが楽しいのはそれが理由です。ですので、私生活でも頻繁に交流がある上司や部下とやるボードゲームは楽しいと思います。
一方で、馬が合わないけれど付き合っている友人とやるボードゲームは楽しくないでしょう。
ボードゲームが楽しくないなと思うときは、ボードゲームがつまらないのが悪いと思うのではなく、自分たちのコミュニケーションを見直してみることも必要かもしれないですね。