Thirteenth floor

わたしたちが戦略を考えることの大切さ

2022年2月17日22:16, ボードゲーム

何事にも限りがある

ボードゲームで遊んでいると、色々な場面であれが足りない・これが足りないと思う場面に遭遇します。 例えば

  • UNOで遊んでいるときに黄色のドロー2が足りなくて、相手にカードを引かせられない。
  • 宝石の煌きでサファイアのチップが1枚足りず、発展カードが取れない。

ボードゲームだけではありません。 ほとんどのことには限りがあります。 時間、あるいは場所環境などにも限られているでしょう。

このような状況の中で、何も考えずにただ歩き続けることは、ちょっと危ないです。 自分がしたいことさえ分からずに進んでいるのです。

こんなときこそ戦略を考えましょう。

戦略を考えることはボードゲームでやっている

戦略というと、経営戦略や事業戦略といった経営者の考え、あるいは殲滅戦略などの暴力的な考えに聞こえがちです。 ですが、もっと広い解釈を行えば、誰でも戦略を練るべきであり、練っていると考えられます。

ボードゲームの例に戻ると、UNOで相手にカードをより多く引かせたいと考える、のはどうしてかを考えてみます。
これは、UNOというゲームは点数を競い合うゲームで、ゲーム終了時に最も点数が低いプレイヤーが勝利するためです。 そのため、相手にはカード(なるべく点数の高い記号やワイルドカード)を引かせたいと考えるわけです。
戦略は相手の得点を自分より多く増やすことになります。

もう少し深く掘ると、単純に相手にカードを多く引かせるだけでは意味がないことに気が付きます。 相手の得点を増やすためには、得点が発生するタイミングで相手がカードを多く持っている状態を作らなければなりません。
ドロー4をゲーム序盤に使っても、ゲーム終盤まで相手の手札が11枚のままとは限りません。

となると、戦略としてはゲーム終盤に相手の手札枚数が多い状態とするために、カードをより多く引かせるとなるでしょう。

このような考えを、ボードゲームで遊んでいるときにしているはずです。 無意識に行っている人もいるでしょう。

戦略を考えることの大切さ

ただ遊ぶだけでなく、より具体的な目標ができます。 例えば、自分が立てた戦略を実行するという目標や、その戦略は有効だったのかを考えるという目標です。

楽しむことこそ、ボードゲームの本質だと思っています。 その楽しさの源泉は、自分の中にある戦略と戦略から生み出された目標だと感じます。

要するに楽しもうという戦略がなければ楽しさは生まれないということです。 ただ遊んでいれば楽しくなるというのは、誤っています。

これから遊ぶボードゲームでは、自分や他のプレイヤーを楽しませるための戦略を考えて望んでみたいものです。

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