Thirteenth floor

DOMEMO(ドメモ)の論文を書いていて思ったこと

2019年10月2日23:04, ボードゲーム

改めて思ったこと

ドメモの論文を書いていて、いろいろなプレイヤーモデルを考察して、pythonで実装したプログラムをコンピューター上において動かしていて・・・・・・。

やっぱり、ボードゲームは「合理」ではなく「心理」を考えるゲームなんだなあと、つくづく思いました。

例えばですが、ドメモでブラフを頻繁に宣言するプレイヤーがいたとします。でも、その行動って、合理的に考えれば、ほとんど意味無いんですよ(論文に書いてありますが)。

だって、自分が持っていないと確信している数字をわざわざ宣言して、自分の宣言回数を増やしているわけですから。

じゃあ、どうしてそのプレイヤーはそんな行動、ブラフを宣言するような行動をとるのでしょうか?

この質問には、論文で答えることが出来ません。それは人の心理だからです。 いるじゃないですか、人狼ゲームでもよくわからないロールをプレイする人って。それと同じです。単純に楽しみたいとか盛り上げたいとか、後は馬鹿なプレイヤーを演じてみたいとか、いろいろあるでしょう。それこそ、人の数だけプレイヤーモデルは存在するわけでして。

それこそがボードゲームの優れた点

ソーシャルゲームが流行っている現在では、人と向かい合って、あーだこーだ言いながらゲームをする機会って、結構減っていると思うんです。

そんな中でもボードゲームって、必ず人と同じテーブルを囲みますし、必ずコミュニケーションを取りながら進行します。

これって、ボードゲームのすごいところだと思うんです。

ああ、これがボードゲームの面白さなんだなと、改めて気が付きました。

思えば、モンハンでもスマブラでも、いくらオンライン対戦が出来るようになったとしても、一緒の空間でやったほうが楽しいんです、僕は。

そんなこんなで独り言でした。

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