Thirteenth floor

DOMEMO(ドメモ)の論文の中身を拝見 1

2019年8月10日20:30, ゲームマーケット

DOMEMOで配られる数字のパターン

ゲームマーケットに出品するDOMEMOの論文ですが、少しだけ中身を紹介していきたいと思います。 今回は確率のお話です。

どのくらいのパターンがあるのか

5人でドメモをプレイした場合、どのくらいの手札パターンがあるのか考えてみたことはあるでしょうか?

28枚のカードの中から一人づつに4枚配りますよね。でも、28枚のカードはすべて別々のカードというわけではなく、7と書かれたものは7枚、2と書かれたものは2枚しかありません。

だから間違っても2が4枚の手札は出来上がらないのですが、どのパターンの手札が出来やすいのかは知りたいですね。

さて結論から言ってしまうと、5人の場合に限られますが、手札パターンは174 通りあるようです。

左が低い数になるようにして、「1223」、「1224」、「1225」、「1226」のように数えていくと、きっと174個見つかります。

多い順にパターンを3つ見てみましょう。

  • 1番目に多いパターン : 4 5 6 7 (4.124 %)
  • 2番目に多いパターン : 5 6 7 7 (3.109 %)
  • 3番目に多いパターン : 3 4 6 7 (3.036 %)

「4 5 6 7」は結構妥当なパターンですね。あと、どの上位パターンには7と6が必ず含まれていますね。逆に1や2はないことがわかります。

次に少ない順にパターンを3つ見てみます。

  • 1番目に少ないパターン : 4 4 4 4 (0.003 %)
  • 2番目に少ないパターン : 2 3 3 3 (0.004 %)
  • 3番目に少ないパターン : 1 2 2 3 (0.010 %)

もう「4 4 4 4」にいたってはほとんどあり得ないですね。だって10万回DOMEMOを行って3回しか出ないんですよ。もちろん、確率上のお話ですが(このパターンが来たら、きっとその人には何か憑いてるんですね)。

最後に、全パターンをグラフ上にプロットしてみます。

DOMEMO_パターングラフ

配られた数字を左から小さい順に並べて4桁の数字だとみなして、グラフをプロットしてみました。最小値は「1223」、最大値は「7777」ですね。

このグラフからもいろいろなことが読み取れるのではないでしょうか。

それでは

ゲームマーケットで出品するDOMEMOの論文にも確率のお話は掲載予定です。ぜひ、興味が有りましたら手にとって見てください!

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